スタジオMAY
About ヨガ
このページは、「そもそもヨガをすると、どうなるの?」または「ヨガってなに?」…という素朴かつ大切な命題に少しずつ触れていこう!というページです。不定期に更新します。
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2011年3月24日

VOL.8 これからの、こと。

未曾有の大災害が起こり、日本だけでなく 世界が、揺れている。

もちろん、個人個人の心も、揺れていると思う。

まだ被災し避難されている方に、しっかりとした物資輸送もままならない中、
たくさんの人々が、その地に向けて“気”持ちを送っていると思う。

ただ、私のように直接の被災を受けていないものは、気持ちを送りながらも、
やはり“日々”を過ごしていかなければ、自分自身の健康を、害してしまいかねない。

そのとき、普通の日常や、今まで続けてきたこと、そういったことに取り組む時間が、ある意味“助け”になっていると感じる。

私にとっては来て下さるみなさんと「ヨガ」を行うこと、
また元気に体操に取り組む子どもたち(赤ちゃんも)と触れ合うことがとても、大事なことなのだと感じる。

ヨガ(yoga)はもともと、「すべてのものがつながっている」という意味(幾分、意訳なところもあるけど)。

実際、ヨガのポーズを行い、からだも心もバランスがとれた状態で静かに瞑想すると「解放感」や「まとまり感」を感じ、
自分の感覚が“まわりの空気に一体化”し、そこから大きく広げれば、“宇宙全体の流れの中にいる”

という感覚につなげることができる。

最近私は今回の震災を、(私のように直接被害にあっていないものの表現ではあるけど)
『日本が自分の“からだ”だとしたら、その“一部がひどくけが”をしている』

というようにも思っている。

放って置いたら、命にも関わるくらいのもの。

特に最初は、その他の元気な細胞の活動が、一旦休止になってそこを治すために集中する。
つまり、けが以外のところは一応元気な細胞だが、“けが”を治すためにそちらへエネルギーを集めている。

一方その元気な細胞は、からだの機能を保つためにも、そしてけがを治すためにも
きちんと保たれていかなくてはならない。

そしてある意味では、体全体は“新陳代謝”が活発に行われている。

…治りそうもないようなけがを治す際に実は重要なのが、気持ち。前向きな。
(ガッツといってもいいかも)だと思う。

また、小康状態になったり、長い目で治療をしていく際には、いい意味で気分転換や、『やり過ごす』ことも必要だ。
なぜなら、それは長く続けていく『時間』が必要だから。

『何ができるか』と考えたとき、それぞれの持っている能力は、様々。

それぞれが力を発揮できるようにするため、ヨガはその助けになると本気で感じている。

※被災され、避難されている方には、無料でクラスを受けていただけます。こころの深呼吸、していただけたらと思います※

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