スタジオMAY
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このページは、「そもそもヨガをすると、どうなるの?」または「ヨガってなに?」…という素朴かつ大切な命題に少しずつ触れていこう!というページです。不定期に更新します。
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2009年10月20日

VOL.5 ヨガと免疫力

こんにちは。約1年振りの更新です(^▽^;)

スタジオはちゃんとやってました(^▽^;
まとめて何か文章におこす前に、さまざまな変化や発展があってなんとなくまとめられなかった…とでも言い訳しておきますね。

さて今回は。新型インフルエンザがかなり流行っております最近です。
ここで確認しておきたいことが。

それは、『すべて100%の方がかかるわけではない』ってこと。

新型については今後いろいろな今までわからなかったことがでてくるとは思います。
でも、従来のインフルエンザだって存在してる。

今までだって、すべての人が予防接種を受けているわけではないですよね。
でも、かからない人はかからない。

では何が違うのか?

やはりそれは、その方の『免疫力』がきちんと働いているかいないか、だと思います。

もちろん、生まれもった差・違いというものはあります。年令による差も。
それは『体力の強弱』…いわば“車のエンジン(大きさ)の違い”みたいなことです。

だから、それはある程度決まっているけれど、
それぞれの免疫力…いわば『機能』とでもいいますか、が『きちんと働いている』
そして『バランスよく保たれている』状態でないと、その隙間を縫ってウイルスが体内に入り込み、かつ増殖してしまいます。

だから、『寝不足・過労・栄養不良』をなくすことはもちろんのこと、
『からだをきちんと機能させてあげて、自らのバリアを強くする』ことが大事かと思うのです。

では免疫力がうまく機能していない(下がっている)、その状態とは?
…簡単にいえば『からだが重く、だるく、凝りを感じ、ストレス度が高い状態』だと思います。

反対にいえば『気分も爽快または穏やかで、心地よく前向きに何かに取り組むことができる』状態が、 免疫力がきちんと働いている状態でしょう。

ただ前者は『疲れを無視してがんばっていると感じない』かもしれません。(のちほど詳しく)

ヨガのポーズは、『脇・そけい部(足の付け根)・ひざ裏』など、
免疫力と関係の深い『リンパ節』を刺激していきます。

また『胸腺』という胸のまんなか(ウルトラマンがピコーン♪となる位置)は、
免疫力をコントロールしている場所ですが、そこも胸や背中をまるめたりひねったりすることで刺激します。

これらのことは、たとえポーズがうまくできなくても
(実際にはうまい下手などないのですが)すぐに効果のあることだと思います。

また、それらのリンパ系は、血流と同じく『ストレス度が高い』状態だと、うまく流れていかないのです。

ヨガのポーズは『緊張(または“がんばり”)と弛緩(リラックス)』を繰り返すことによって『自律神経』を安定させます。つまりストレスコントロールにつながるということです。
(自律神経とストレスに関して、詳しくはまた書きたいと思います)

また、先に書いた『疲れを無視』についてですが、これも自律神経でいえば『緊張』状態。
ある意味では病気に対しても『戦闘モード』です。

でもこれは長くはつづきません。かならずそれが途切れるときがきます。

また、そこまで緊張をひっぱりつづけると『やせ馬にムチ』状態で、
もともとの『体力・気力』を疲弊させてしまう。その結果起こることは…予想がつきますよね。

ヨガにはそんな『からだの奥にひそむ疲れを表に出す』働きもあるのです。
つまりは『それぞれの体力にあわせながら、刺激とリラックス感の両方を与え、一番よい状態へ導く』わけです。

それをできるのはほかでもない、みなさんそれぞれの“からだ”です。
ヨガポーズがえらいわけでもなんでもなく、『整えて』あげればどなたにでもできることなのです。

もちろん、毎日の生活や人生のなかで『バランスが崩れやすい状況』は、でてきます。

こんなことを言っているワタシがかかってしまうこともあるかもしれません。
ただ、『自分から何か自分のからだを助けてあげる』ことは、必ずあります。

からだ様は、おもいのほかエラく、そして繊細なのだと思います(^^)v

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