スタジオMAY
About ヨガ
このページは、「そもそもヨガをすると、どうなるの?」または「ヨガってなに?」…という素朴かつ大切な命題に少しずつ触れていこう!というページです。不定期に更新します。
バックナンバー
2016年1月26日

VOL.10  エネルギーはお腹から始まり…〜そのA解明編〜の、1

さて、まず…スミマセンっ…m(__)m

前記事の終わりに「〜そのAに続く〜」と書きましたが…
『そこから1年』、経ってしまいました!(^▽^;)

…いえ、コラムの続きはずっと考えていました。前回書いた


◎エネルギーはお腹から始まり、背骨を通じてからだに巡る


ということ…それを


◎日々のヨガの実践(正確に言うとクラス指導および、自分のからだケア)


を行いながら、


◎自分の書いたことが本当なのか?


…と…、いえ 基本的に実感で色々なことを試したり考えたりしているので
嘘ということはないのですが(^▽^;、


◎正確な“日々の実感との一致”について検証していた


…というような感じでした。
そうしていたら「そのA」を書くことがなかなか出来ないまま…1年が(>▽<)

はい。ただ前回、


◎被災地に対して、自分の出来ることを実践することができた


と書いていましたが、今回さらに


◎初めて被災地を訪れ、そこで「からだのケア」について指導させていただく


…ということが出来まして、そういう意味では確実に


◎前回書いたこと(からだの整え方)を続けて、次の段階の実践をすることができた


…とは言えますよね☆へへへ。はい、ですので


◎「お腹ほぐしを始めた」+元々していた「背骨のほぐし」の合わせ技で
→1年半が過ぎ、自分の体調がひとつ上がった


…と言えるのではと思います(^^ゞ
----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*---*----*----*----*----

はい、で ワタクシが“少し引っ掛かっていた”と言いますか
「正確に、実感との一致を検証」していたのは


◎(お腹から始まるエネルギーが)→『背骨を通じてからだに広がる』


という部分でした。…というのは


◎『背骨を通じて広がる』という部分が自分の中で少し抽象的だった
&背骨のほぐしは以前から自然発生的に行っていて、それには『神経』が関わっていると考えていた


…のですね。で、それをあるとき


◎本気を出して神経のことを調べてみた


…ら


◎今まで色々言っていたことが、きちんと「神経のつながり(←科学的根拠)」でも説明できる
※全てではありませんが※


とわかったんですね。ですので余計に


◎『お腹から巡るエネルギー』と『背骨を通っていくエネルギー』の関係について
→“実感として”納得したかったんですね。


で、その「今まで言っていたことが神経のつながりでも証明できた」
と言うのも『その一部』と言いますか、


◎“実感とそのまま被る”部分と、“実感と科学的な説明がまだ合致したとは言いづらい”部分とがある


感じだったのです。例えば前回書いたことでもある


◎「ストレス反応は、まずお腹に出る」


…ということについては


◎背骨上部の内臓神経(=肝臓の自律神経など)が、右側のお腹と実際につながっていた


とわかり…これは常々、東洋医学でも説明している


◎肝(臓)=真っ先に緊張する臓器


ことと、


◎実感として「右のお腹が固いと、からだが緊張している」


ことが、つながったワケで(ああホントにそうだったじゃん♪)と思えたのです。
…ただ、そのときの感覚がですね↓


◎背骨の神経は“電気信号のような鋭いもの”で、
→お腹から巡る“大きなエネルギー”とは少し質が違う


…という感じもあったんです。その“つながりの順番”としても


◎まず『お腹から巡る大きなエネルギーのうねり』というのが基本にあって、
→『それを阻害するように、背骨からの電気信号(緊張・ストレス系の)』がお腹に来る

→結果、『右のお腹を固くする』のでエネルギーのスタート地点が滞る


…という感覚がありました。そして、その“逆の流れ”でもある


◎お腹の滞りをなくして気(エネルギー)を巡らせば、
→『ストレス信号を軽減させる』


…という方向も考えられるし、たぶん合っていると思っています。つまり、


◎お腹からのエネルギーと背骨のエネルギーは少し質が違う


という感覚ですね。それも、色々もう少し確かめたくなった要因です。
----・----・----・----・----・----・----・----・----・----・--------・----・----・----

さてココで、考えを巡らせるうちに浮かんできた(というか忘れていた?)ことが鍵になるかもです。それは、


【ここ実は重要かも☆】

◎漢方医学では『感情は内臓に宿る』と考える


…このこと、詳しいことは長くなるので省きますが、例えば


◎“思いわずらう”ことと「脾臓(消化&免疫系)」の関係/“イライラや緊張や神経質さ”と「肝臓」の関係


…などがココでは主に関係してきます。
※これまで言っている“背骨上部の神経”がこの肝臓&脾臓の神経だから※


ですので、


◎ストレス系の電気信号の出てくるところ=『自律神経(交感神経)の出どころ』は
→“内臓”だと考えると全てつながる


…のではないかと?思ったのです(^▽^ゞ

前記事からの「解明編、の1」はココまでです。

PageTop